マンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウドは、今月11日に行われるニューカッスル戦でユナイテッドでの“再デビュー”を飾ることになりそうだ。しかし、大スターであっても、イギリス政府は特例を認めなかったと、英『タイムズ』が伝えている。

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　8月末にユナイテッド復帰が決まったC・ロナウドは、ポルトガル代表招集のためにすぐに母国に戻った。アイルランド代表とのワールドカップ予選では2ゴールを記録し、国際Aマッチの史上最多得点記録を更新している。

　ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は、4日に行われる国際親善試合はC・ロナウド抜きで戦うことを決めており、主将の離脱を許可した。そのため、C・ロナウドは一足早くイギリスに戻って、プレミアリーグで戦う準備を進める。

　ただ、C・ロナウドはすぐにユナイテッドに合流できるわけではなく、新型コロナウイルス感染症対策で5日間の隔離となる。2日目と5日目に陰性が確認されると、ようやくチームに合流だ。

　C・ロナウドの早期合流を望むユナイテッドは、「エリートスポーツ免除」という制度を使って特例の適用を求めたが、政府はこれを却下した模様。ほかの渡航者と同じ条件で、5日間の隔離を済ませてからの合流となるという。

　3日にイギリスに着くC・ロナウドは、順調にいけば8日に隔離が終了する。ニューカッスル戦は11日に行われるため、C・ロナウドがチーム練習に加われるのは2回のみとなりそうだ。

【了】