【写真:Getty Images】
J1の徳島ヴォルティスは31日、同クラブに所属するFW鈴木輪太朗イブラヒーム(スズキ・ワディ・イブラヒーム)がスペイン1部のバレンシアへ期限付き移籍することが決定したとして発表を行った。
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期限付き移籍の期間は2023年6月30日までの2年間。だが就労ビザ取得の関係により、当面の間は徳島に残ってトレーニングを行うとのことだ。
「シーズン途中ではありますがバレンシアCFへ移籍することを決めました。苦しい状況のチームを離れることは心苦しいですが、J1に残留できることを願っています。短い期間ではありましたが応援いただきありがとうございました。スペインで多くのことを吸収し、より成長したいと思います」と鈴木はクラブを通してコメントしている。
現在18歳の鈴木はガーナ人の父親と日本人の母親を持ち、身長192cm、体重85kgと恵まれた体格を誇る長身ストライカー。U-18日本代表などへの招集経験もあり、日大藤沢高校から今季徳島に入団した。
3月3日に行われたルヴァンカップ第1節のFC東京戦に後半開始から出場してプロデビュー。現時点で公式戦出場はその1試合のみであり、リーグ戦には出場していなかった。
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