【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、結局レアル・マドリードへ移籍することはないのだろうか。PSGが再びオファーを拒絶し、残留がほぼ確実になったとも報じられている。
移籍金1億6000万ユーロ(約207億円)以上という最初のオファーをPSGに断られたマドリーは、その後1億7000万ユーロ+ボーナス1000万ユーロで最大1億8000万ユーロ(約233億円)という2度目のオファーを提示したようだ。29日を期限としてPSGに回答を迫っているとも報じられていた。
だがスペイン紙『マルカ』が30日に伝えたところによれば、PSGはこの2度目のオファーにも応じなかったという。交渉を行おうともせずマドリーのオファーを一蹴したとされている。
PSGはムバッペの価値をより高く評価しており、一方のマドリーもこれ以上のオファー引き上げは考えていないとみられる。このまま31日の移籍期間終了を迎えてムバッペがPSGに残留する可能性が高くなったのかもしれない。
今回の残留が決まったとすれば、ムバッペはPSGとの契約が満了する来年夏にマドリーへフリー移籍することが既定路線になると予想される。PSGはそれを阻止するため引き続き契約延長を試みることになりそうだ。
29日に行われたスタッド・ランス戦では、PSGデビューを飾ったFWリオネル・メッシとの共演がついに実現したムバッペ。このままPSGに残り、クラブにとっても悲願であるチャンピオンズリーグ初優勝を目指すことになるのだろうか。
【了】