【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第3節、トッテナム対ワトフォードが現地時間29日に行われ、1-0でトッテナムが勝利している。決勝ゴールとなったのは、ソン・フンミンの素晴らしい直接FKだった。
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ゴールが生まれたのは42分。トッテナムは左サイドでドリブルを仕掛けたステフェン・ベルフワインが倒されて、FKのチャンスを得る。距離は30m前後、角度は45度以上あり、直接狙うには難しい位置だった。
ソン・フンミンの右足から放たれたキックは、曲がりながらゴールに向かっていく。ゴール前にはエリック・ダイアーやダビンソン・サンチェスが飛び込んだが、ボールは誰にも触れられず、ファーサイドのゴールネットを揺らした。
GKにとっては対応の難しいキックで、ほとんど動くことができなかった。飛び込んでくるトッテナムの選手にも警戒しつつ、ゴール前へ放たれたキックにも対応しなければいけない。トッテナムの選手が触ればゴールは確実で、ワトフォードの選手がうかつに触ってもオウンゴールの危険性がある。そのような絶妙なコースに、韓国が誇るストライカーは正確に蹴りこんだ。
その後もトッテナムはチャンスを作ったが、追加点には至らず。カウンターの場面でソン・フンミンのドリブルからハリー・ケインにつなぎ、折り返しをデレ・アリが合わせたが、惜しくも枠を捉えられなかった。プレミアリーグ今季初先発となったケインもゴールを狙ったが、得点は生まれなかった。
プレミアリーグ通算200試合目という節目の試合で、ソン・フンミンは通算72個目のゴールを決めた。このゴールを守り切ったトッテナムは、唯一の開幕3連勝で単独首位となった。ヌーノ・エスピリト・サント監督を招聘したトッテナムは、ケインの残留を追い風にスタートダッシュに成功している。