【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するポルトガルFWクリスティアーノ・ロナウドは、古巣マンチェスター・ユナイテッドへの移籍がクラブ間で合意に達した。だが、自身の象徴的な背番号である「7番」をプレミアリーグで使用することはできないかもしれない。
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過去にエリック・カントナ氏やデイビッド・ベッカム氏なども使用した7番はユナイテッドにとって伝統ある背番号であり、C・ロナウド自身も前回の所属時に着用していた。その期間を通してC・ロナウドにとっても7番はトレードマークとなり、その後のキャリアでも常にこの番号でプレーを続けてきた。
しかし、現在ユナイテッドの7番は空いてはいない。昨季から加入したFWエディンソン・カバーニが使用している。
英メディアが伝えるプレミアリーグのレギュレーションによれば、すでに登録された選手の背番号をシーズンの途中で変更することは原則として認められておらず、同じクラブに在籍している限りは同じ背番号を使用しなければならない。残り3日間の移籍期間中にカバーニが退団すれば別だが、そうでない限り7番を他の選手が使用することはできない。
ユナイテッドは、プレミアリーグに特例措置による背番号変更を申請する可能性もあると予想されている。だが過去に背番号の変更が認められた前例はないという。
基本的には、C・ロナウドは少なくとも今季中のプレミアリーグでは別の番号を使用しなければならない可能性が高そうだ。英紙『エクスプレス』は、C・ロナウドが選択する可能性がある空き番号として「12」「28」「30」を挙げている。
だが欧州の大会では必ずしも国内リーグと同じ背番号を使用することは義務付けられておらず、同一シーズン中に別の番号を使用した選手の例もある。チャンピオンズリーグでは今季からC・ロナウドがユナイテッドの7番でプレーする姿を見ることが再びできるかもしれない。
【了】