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古橋亨梧、人種差別問題は「影響ない」とポステコグルー監督。相手クラブの対応も評価

text by 編集部 photo by Getty Images

古橋亨梧
【写真:Getty Images】



 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、FW古橋亨梧がライバルクラブのサポーターによる人種差別行為を受けた一件について、古橋のプレーに影響が及ぶことはおそらくないという考えを語った。英『BBC』などが同監督のコメントを伝えている。

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 今月22日、セルティックの宿敵レンジャーズのサポーターから古橋に対する人種差別的なチャントやジェスチャーの動画が出回ったとして問題視された。レンジャーズはすぐに調査を行って当該サポーターを特定し、無期限の試合入場禁止などの措置を取ったことを発表している。

 ポステコグルー監督は、レンジャーズの迅速な対応は適切だったとして称賛。「彼らは正しい対処をした。これほど早く結果が出たのであれば、今後こういう行動を取るべきではないという明確な線が引かれたと人々は考えるようになるだろう」と語っている。

 古橋がこの件で影響を受けたかどうかについては、本人ではないので正確なところは分からないとしながらも、「彼はポジティブな性格だ。サッカーだけでなく新しい国での経験も含めて、ここでの生活を本当に楽しんでいる」と同選手の現状について印象を述べた。

「99%が圧倒的にポジティブな体験だとすれば、残りの1%が影響することはないと願いたい。良い練習ができているし、彼はとても前向きなタイプだ。クラブもサポートしている。今回の一件が、ここでの経験を反映するようなものではないと理解している」とポステコグルー監督は続けている。

 セルティック加入から7試合の出場で6得点を挙げるなど順調なスタートを切った古橋は、26日にヨーロッパリーグ本大会出場権の懸かるプレーオフ2ndレグのAZアルクマール戦に臨む。続いて週末の29日には、移籍後初となるレンジャーズとのダービーマッチを迎える。

【了】

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