【写真:Getty Images】
レアル・マドリードへの移籍の可能性が噂されていたパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、PSGへの残留を決断したとみられている。スペイン『カデナ・セール』が伝えた。
残り1年となっていたPSGの契約を延長していないムバッペは、以前からマドリーなどへの移籍が噂となっていた。さらにFWリオネル・メッシのPSG加入が決定したことで、共演が期待される一方で移籍の可能性が高まるのではないかという憶測もあった。
だがスペインメディアがチーム内からの情報として伝えたところによれば、ムバッペは特に仲の良いチームメートらに対し、今季はPSGに残留することを伝えたという。また、レオナルドSD(スポーツディレクター)からも選手たちに対してムバッペの残留が伝えられたとされている。
ムバッペはすでに今季のPSGでリーグアン開幕から2試合に出場している。このまま残留したとすれば、公式デビューの待たれるメッシやネイマールらとともに強力な攻撃陣を構成することが期待される。
だがムバッペの希望がマドリーへの移籍であることは変わらず、来夏の契約満了を待ってフリーで移籍する考えだとみられている。ムバッペを失うPSGは、ユベントスとの契約が同じく来夏に満了するFWクリスティアーノ・ロナウドの獲得に動くのではないかとも予想されている。
【了】