【写真:Getty Images】
スペインのラ・リーガでは2021年夏の移籍市場が閉幕した。リーグ戦、そしてチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指すカルロ・アンチェロッティ監督率いるレアル・マドリードは、2人の選手を完全移籍で獲得している。では、2021/22シーズンの基本スタメンはどうなるのだろうか。
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基本フォーメーションは昨季に引き続き4-3-3となるだろう。
正守護神は“ベルギーのタランチュラ”ティボー・クルトワで間違いないだろう。控えにはウクライナ代表のアンドリー・ルニンもいるが、クルトワには再びシーズンのフル稼働が求められるはずだ。
右サイドバックはダニエル・カルバハルがファーストチョイス。怪我した場合はルーカス・バスケスかナチョ・フェルナンデスが務める。センターバックコンビは昨季評価をアップさせたエデル・ミリトンと新加入ダビド・アラバ。ここは決して層が厚いとは言えないので、若干の不安ポイントだ。そして左サイドバックは爆発的なスピードとフィジカルを兼備したフェルラン・メンディが主力となる。
アンカーのカゼミーロは今季も不動の存在で、フル稼働が期待される。インサイドハーフにはベテランのルカ・モドリッチとトニ・クロースが変わらず1番手として名を連ねるだろう。もちろん、フェデリコ・バルベルデも十分に主力を張れる存在。残留が決まったイスコやダニ・セバージョスらも絡んでくることになるはずだ。
そして忘れてはならないのが、レンヌからやって来た「神童」エドゥアルド・カマビンガである。本人はインサイドハーフでのプレーを希望しているようだが、アンカーを務めることも可。そのため緊急事態時などにカゼミーロの代役を担うこともできるだろう。
誇り高きマドリーで1年目から確固たる地位を築くのは難しいかもしれないが、いずれにしてもチームにとってカマビンガの加入はプラスになる。中盤の層は厚くなったと言えそうだ。
3トップの右はレンタルから復帰したガレス・ベイルがファーストチョイスとして基本的に名を連ねることになりそう。左は今度こその復活が期待されるエデン・アザール。そして中央にはエースであるカリム・ベンゼマが不動の存在として君臨するだろう。また、控えにはルカ・ヨビッチやヴィニシウス・ジュニオール、マルコ・アセンシオ、ロドリゴ・ゴエスらがいるなど、前線の層は決して薄くない。