【鹿島アントラーズ 3-0 徳島ヴォルティス　J1第24節】

　明治安田生命J1リーグ第24節の鹿島アントラーズ対徳島ヴォルティス戦が15日に行われ、ホームの鹿島が3-0で勝利を収めた。

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　2連勝で5位にまで順位を上げてきた鹿島はAFCチャンピオンズリーグ（ACL）圏内への浮上もうかがう。一方の徳島は前節8試合ぶりの白星を上げ、降格圏からの脱出に成功していた。

　キックオフからわずか5分、先制点はホームの鹿島に生まれる。エリア手前左寄りの位置でのFKから荒木遼太郎がシュートを放つと、壁に入っていた徳島の選手に当たってコースを変えたボールがGKの逆を突いた。

　そのまま1点リードで折り返した鹿島は後半開始直後にも決定的なチャンス。だがCKからのボールを受けた三竿健斗が至近距離から放ったシュートは惜しくもクロスバーを叩いてしまう。

　1-0で終盤を迎えた鹿島は80分、敵陣内でのパスカットからレオ・シルバの出した縦パスを荒木が受け、エリア外からゴール左隅へのシュートを流し込む。自身2点目で勝利をほぼ決定づけた。

　その1分後にもネットを揺らした荒木のシュートはオフサイドと判定され、惜しくもハットトリックはならず。だが90分にはCK後の流れから町田浩樹が決定的な3点目を奪い、3-0で快勝した鹿島は暫定3位への浮上を果たしている。

【得点者】
5分 1-0 荒木遼太郎（鹿島）
80分 2-0 荒木遼太郎（鹿島）
90分 3-0 町田浩樹（鹿島）

【了】