【写真:Getty Images】
J1のガンバ大阪は11日、FW中村敬斗がオーストリア2部のFCジュニアーズOÖへの期限付き移籍を解消し、同1部のLASKリンツへ完全移籍することが決定したと発表した。
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現在21歳の中村は、G大阪からの期限付き移籍の形で過去2年間にトゥウェンテ(オランダ)、シント=トロイデンVV(ベルギー)、FCジュニアーズOÖの3クラブに所属。今回は初めて完全移籍でG大阪を離れることになった。
「私はガンバ大阪でプロになれた事を、大変誇りに思っています。ガンバ大阪のチームメイト、スタッフ、関係者、そして応援してくださっているサポーターの皆さん、デビューしてからこの期限付き移籍期間を含めての3年半、変わらず温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます。ガンバ大阪U-23の時に作って頂いた横断幕のキャッチコピー『魅せろ 進化し続ける才能』 この言葉を胸に、これからも目の前の一瞬一瞬を大切に歩んでいきます。」と中村はクラブを通してコメントしている。
中村は19歳時に所属したトゥウェンテでは公式戦18試合に出場して6得点を挙げるなど一定の結果を残した。だが続いて加入したシント=トロイデンでは十分な出場機会が得られず、1月にレンタル先を変更。FCジュニアーズOÖでは昨季のオーストリア2部で9試合2得点、今季3試合2得点を記録していた。
新たに加入するLASKは近年のオーストリア1部で上位争いを演じ、過去2年はヨーロッパリーグ(EL)本戦にも出場するなど好成績を残しているチーム。今季は3試合を終えた時点で1勝2分けで4位に位置しており、EL予選にも出場している。中村がこれまで所属していたFCジュニアーズOÖは数年前までLASKのセカンドチームとなっており、現在も選手のレンタルなど関係が深い。
【了】