【写真:Getty Images】
バルセロナを退団してフリーとなっているFWリオネル・メッシは、フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)に加入することがほぼ確実となった。メッシにとってPSGは過去にはチャンピオンズリーグ(CL)で度々対戦した相手であり、特に昨季の対戦では鮮やかなスーパーゴールも奪っていた。
PSGとの契約合意が報じられたあとメッシはバルセロナを出発し、すでにパリに到着。このあとメディカルチェックを行い、問題がなければ正式に契約のサインが行われことが見込まれる。
これまでバルセロナ一筋のキャリアを過ごしてきたメッシは、その中でPSGと計10試合の対戦を経験している。全てがCLでの対戦だ。
初対戦は2012/13シーズンのCL準々決勝。続いて2014/15シーズンにはグループステージと準々決勝でバルセロナとPSGが計4試合激突した。
2016/17シーズンの決勝トーナメント1回戦1stレグではPSGがバルサに4-0で勝利。だが2ndレグではバルセロナが6-1で大勝し、大会史上に残る大逆転劇を演じた。メッシもこの2ndレグでPKによる1点を記録している。
直近の対戦は昨季2020/21シーズンのCL決勝トーナメント1回戦。メッシは2試合連続でゴールを挙げたが、合計スコア5-2でPSGが4年前のリベンジを果たす結果となった。2ndレグでメッシが一矢報いたゴールは、エリア手前からゴール左上の完璧なコースに突き刺した非常に美しいミドルシュートだった。
メッシはバルセロナ所属時にPSGと10回対戦して合計6得点1アシストを記録し、試合結果は4勝3分け3敗。今後はユニフォームを着替え、PSGのためにゴールを量産することが期待される。