【写真:JMPA代表撮影】
レアル・マドリードに所属する日本代表MF久保建英はマジョルカへの再度のレンタルが決定に近づきつつあるようだが、マドリーは将来に向けて久保への期待を失ってはいないようだ。スペイン紙『アス』などが伝えている。
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外国人枠の影響などによりマドリーに残ることが難しい久保は、2021/22シーズンも他クラブへレンタルされる可能性が高いと予想されていた。スペインだけでなく他国も含め、獲得に関心を示したクラブは多かったようだ。
レアル・ソシエダが獲得に向けて優位に立ったとも報じられていたが、その後マジョルカが有力な移籍先候補に浮上。マドリーとマジョルカは合意に迫りつつある状況であり、近々発表が行われることになるという見通しが伝えられている。
マジョルカはマドリーに対し、買取オプション付きの2年間レンタルというオファーを出したという報道もあった。だが『アス』紙によれば、移籍の形は買取オプション無しのレンタルになる見通しだとされている。マジョルカは久保の年俸を負担することに加え、一定のレンタル料をマドリーに支払うとのことだ。
完全移籍で他クラブへ移籍する可能性については、マドリーも久保本人も全く考えていなかったとされている。買取オプションが設定されないことも含め、マドリーは久保への期待を失ってはおらず、来季以降の復帰を想定しているようだ。
当初は昨季中に完了すると予想されていたブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得が遅れ、現時点ではマドリーに外国人枠の空きがない状況だが、来季にはその問題も解消されていることが見込まれる。悲願のマドリー復帰を果たすため、まずは今後の1年間に確かな実力を示すことが久保には求められる。
【了】