リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する（ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考）。
15位：ACミランの新たな守護神
【写真：Getty Images】
GK：マイク・メニャン（フランス代表／ACミラン）
生年月日：1995年7月3日（26歳）
市場価値：2500万ユーロ（約30億円）
20/21リーグ戦成績：38試合23失点（リール）
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パリ・サンジェルマン（PSG）に移籍したジャンルイジ・ドンナルンマの後釜として、ACミランが大きな期待を寄せるのが、マイク・メニャンだ。下部組織時代を過ごしたPSGのトップチームでは出場機会がなかったが、20歳の時に移籍したリールで出番を掴んだ。直近4シーズンは正GKとして活躍し、20/21シーズンはPSGの連覇を止めてリーグ優勝の原動力となった。
シュートに対するリアクションに優れており、「反射神経」の項目では高い数値を残した。リールではチームメイトからマジック・イーグルという愛称をつけられており、鷲のように鋭いセーブでチームを救う。PKセーブを得意としており、18/19シーズンには4度のセーブを記録している。加えて、足下の技術にも秀でており、「足でボールを扱うのが好き」というほど自信を持ってプレーしている。
昨年10月にはフランス代表で初めてプレーし、34歳となったウーゴ・ロリスの後継者候補に名を連ねる。ドンナルンマが抜けたACミランで、前任者と遜色のないパフォーマンスを発揮できれば、ワールドクラスのGKの1人として認められるだろう。
