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神戸加入のボージャン、バルセロナにタイトルもたらした一撃。メッシのパスから鮮やかゴール!【動画付き】

text by 編集部 photo by Getty Images

ボージャン・クルキッチ
【写真:Getty Images】



 J1のヴィッセル神戸は、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチを完全移籍で獲得することを9日に発表した。かつてはリオネル・メッシに続くトップスター候補としても大きな期待を集めた選手であり、バロセロナにタイトルをもたらすゴールを記録する活躍もみせた。

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 バルセロナ下部組織でゴールを量産したボージャンは2007年、17歳の誕生日を迎えた直後にトップチームデビュー。17歳53日で初ゴールを記録し、メッシの保持していたクラブ最年少ゴール記録も更新した。2019年にアンス・ファティに破られるまで残っていた記録だった。

 その1年目にはラ・リーガで31試合に出場して10得点を記録。レアル・マドリードのレジェンドであるラウール・ゴンサレス氏を上回る新人選手の最多得点記録も達成するなど、世界に衝撃を与えたデビューシーズンだった。

 翌年にはリーグ戦での出場数や得点こそ減少したものの、カップ戦を含めると2年連続で二桁得点に到達。特にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では決勝戦でのゴールも含めて5得点を挙げ、この年のバルサの3冠達成に貢献した。

 アスレティック・ビルバオと激突した決勝では、前半を1-1で終えたバルサが後半に入ってメッシのゴールで逆転したあと、ボージャンが勝利を大きく引き寄せる追加点を奪った。カウンターからメッシのスルーパスを受けてエリア手前へ抜け出すと、対峙するDFも反応できないタイミングでゴール右隅へ絶妙なシュートを流し込んでみせた。

 キャリア後半にはビッグクラブから遠ざかり、デビュー当初の大きな期待に応えきれなかった感は否めないかもしれない。だがかつてのチームメートであるアンドレス・イニエスタらとともに、日本で復活を果たすことを期待したいところだ。

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