日本代表のアルベルト・ザッケローニは10日、ブラジルW杯のベースキャンプ地イトゥで行われた記者会見に出席した。
日本代表は、7日の夜にブラジルに到着。翌8日にサンパウロ近郊のソロカバでブラジル入り後初練習を行い、9日にはベースキャンプ地のイトゥで練習を実施した。
イトゥの環境に関しては、選手たちも好印象を抱いているようだが「自ら足を運んで視察して選んだ経緯もあるので、非常に満足している。日本の文化を考えると最高の最適なベースキャンプ地が選べたのかなと思う。選手たちも気に入ってくれているだろう」と、自らの選択に胸を張っていた。
そして、この日は選手たちに完全オフを与えたが、その理由について「かなり前から決まっていた」と前置きしたうえで「昨日、最高のトレーニングをすることができた。初戦に臨むにあたって、ここで休むことでかなりコンディションの面でも向上するのではないかと思った」と、計画通りに調整が進んでいることを明かした。
とは言え、選手にはオフを与えたものの、自身は会見に出席するなど“仕事”をこなしている。
「みなさんも仕事をしなければいけないですし、記事を書かなければいけない。今日は私が犠牲の精神を持って臨んでおります」と、冗談を交えたコメントで会場に笑いをもたらした。
【了】
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