【写真:Getty Images】
【日本 0-0 スペイン 東京五輪2020 準決勝】
U-24日本代表は3日、東京五輪の準決勝でU-24スペイン代表と対戦している。
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いよいよメダルを賭けた戦いだ。日本は出場停止のDF冨安健洋に代わって、DF板倉滉がセンターバックで先発出場。DF酒井宏樹は出場停止が明け、スタメンに復帰した。一方、森保一監督は調子の上がらないMF三笘薫をベンチ外にするという大きな決断を下した。
スペインも低調なプレーが続いていたFWマルコ・アセンシオをベンチスタートとし、1トップに準々決勝のU-24コートジボワール代表戦で途中出場からハットトリックを達成したFWラファ・ミルを起用した。
試合は序盤からスペインがボールを保持して主導権を握る。日本はパスの出所を潰すべく相手の中盤にタイトなマークをつけるが、18歳のMFペドリをなかなか捕まえきれない。スペインのポゼッションに対し、日本はボール奪取からのカウンターでワンチャンスを狙う展開が続いた。
互いに攻撃で決め手を欠き、前半はこう着状態に。日本のトップ下に入ったMF久保建英が相手の4-3-3のアンカーで起用されたMFマルティン・スビメンディを徹底マークし、中央の起点を封じたが、逆にスビメンディに久保が消されて日本も攻撃のキーマンが機能しなくなる。
それでも35分、MF田中碧のパスを起点にMF旗手怜央を経由し、DF中山雄太が左サイドに飛び出して高速クロス供給。しかし、ニアサイドに飛び込んだMF遠藤航のシュートはゴールの枠を捉えきれなかった。
スペインは39分、スルーパスに抜け出したラファ・ミルがGKと1対1になってシュートを放つ。日本にとっては絶対絶命のピンチだったが、守護神・谷晃生が絶妙な飛び出しで至近距離からのフィニッシュに反応してファインセーブ。危機を乗り越えた。
互いにチャンスは多くない展開だったが、日本はスペイン優勢の展開でも我慢強く戦って無失点で前半を終えた。
【得点者】
なし
【了】