【写真:Getty Images】
東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー準決勝のU-24日本代表対U-24スペイン代表戦が3日に行われる。スペイン各メディアは、決して楽ではない相手として日本を警戒する様子を見せている。
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ユーロ2020(欧州選手権)に出場していたA代表の選手6人を招集するなど強力なメンバーを揃え、大会前から優勝候補の一角に挙げられていたスペイン。苦戦を強いられる場面もあったが底力を見せ、メダル獲得一歩手前にまで勝ち上がってきた。
「クボ(久保建英)の日本が決勝進出に向けた最後の障害に」とスペイン『ABC』は準決勝に向けた見通しを報道。「スペインの優位が予想されるが、相手は開催国であるという事実と、チームが抱え続けている得点力不足の問題に注意しなければならない」と述べている。
準々決勝のU-24コートジボワール戦では5得点を挙げたスペインだが、そのうち4点は後半アディショナルタイムと延長戦という「特殊な状況」で決めたもの。グループリーグでは3試合で2得点にとどまるなど、優勢な戦いを得点に繋げられないことが問題視されている。
『アス』紙も同様に、日本は「開催国であり今大会の躍進チーム」「決して侮れない」と警戒。ホームで戦っていることだけでなく、グループリーグを全勝で突破した勢いも含め、手強い相手になるという見通しを示している。
特にU-24日本代表は「大会最少の1失点しか喫していない守備面が際立っている」と評価。スペインは「ボール扱いとパス回しは素晴らしいが最後の部分で決められない得点力不足」を抱えているとして、日本からも容易にはゴールを奪えない可能性があると予想している。
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