「1つ出てスッキリした」
後半開始から出場し、ロスタイムに決勝ゴールを決めた大久保は「全然狙ってない。青山がずっと見てたから、出してくれるかなと思って走った。良く出してくれたなと思ったね。出てこないだろうなとも思ってた」と興奮気味に話した。
さらに、待望の代表ゴールに関しては「1つ出てスッキリした。これで良い形で出来る。逆転勝利はデカイね」と満足している様子。それでも「3失点は問題。コートジボワールはそう簡単にやらせてくれない」と、やはり全体の内容には危機感を持っている。
「ミスが多かったね。パスを出すタイミングで出さず、1テンポ遅れて出すから奪われてカウンターという場面が多かった。俺が入ったときには、前に当てろと伝えた。そうじゃないとリズムが作れない」と、パスを回すテンポの悪さの要因を語った。
自身が先発を外れた事への悔しさを問われると「悔しくはない。今は与えられた時間でベストを尽くそうと思える。W杯でどうチームをサポート出来るかって。多分、昔だったら悔しがってたけどね」と、精神面が成熟した様子を見せた。
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