U-24日本代表は28日、東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー・グループステージ第3節でU-24フランス代表と対戦し、4-0で勝利している。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
「W杯のポーランド代表戦のように…」
――コンディションの影響で2試合を欠場していた冨安健洋が第3戦の先発に入りました。旗手怜央と上田綺世も初先発ですね。
「冨安の復帰はもちろんプラスだし、旗手は三好康児、相馬勇紀、三笘薫に比べて守備にも強いタイプですね」
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――1点差で負けても決勝トーナメント進出が決まりますが、この試合の注目ポイントはどこでしょうか。
「立ち上がりのアプローチが気になりますね。メキシコ戦のような積極的な入りか、もう少し慎重になってカウンターを狙うか」
「ただ、どこのチームも負けることを考えて試合に入ることはないから、始まる前には影響はないです。でも、残り10分で0-1で負けていたら、ワールドカップのポーランド代表戦のような(パスを回して時間を稼ぐ)流れになるかもしれない」
――なるべくそのようなシチュエーションは見たくないですね。
「誰も見たくないですね」
――試合が始まりました。今日も酒井宏樹は攻守にアグレッシブです。
「常に元気がありますね。本当に好きな選手です」
――リーグアンで5年間プレーしたので、フランス人とのマッチアップには慣れているでしょうね。
「言葉もわかるみたいだからそれも助かるかもしれないね(笑)」
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