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フル出場の長友、逆転勝利にも危機感「気を引き締めなければW杯が終わってしまう」

7日(日本時間)に行われた日本代表対ザンビア代表戦。試合後に長友佑都が語った。

text by 編集部

「ザンビアに負けているようではコートジボワールには勝てない」

 この試合で負傷の心配がありながらもフル出場を勝たした長友佑都は、試合後「膝は大丈夫。個人的には、相手の身体能力が高いとは思わなかった。スピードとか1対1でも負ける気はしなかった」と、さすがの強さを示した。

 それでも、「コートジボワールはもっと質が高いので、この相手に3点取られては厳しい戦いになると思う」とし「一人一人が気を引き締めていかなければ。今日みたいなサッカーでは勝てない」と危機感を口にした。

 多くの選手が口にしている立ち上がりの入り方の悪さには「疲れてはいるけど、しっかり連係してパスをまわすことは出来るはず」と苦言を呈した。

 さらに、逆転勝利への手応えを聞かれると「勝たないといけない試合だからね」と、結果よりも内容に不満を持っている様子。

「追いついたのは評価出来るし、力がついてきているとは思うが、何よりもコートジボワール戦を考えないと。ザンビアに負けているようではコートジボワールには勝てない。もちろんネガティブには捉えてないけど、気を引き締めなければW杯が終わってしまう」と、中心選手としてチームへ警鐘を鳴らした。

【了】

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