【写真:Getty Images】
【日本 2-0 フランス 東京五輪2020 グループA第3節】
U-24日本代表は28日、東京五輪のグループステージ第3節でU-24フランス代表と対戦している。
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2連勝で決勝トーナメント進出に近づいている日本は、前節からスタメンを3人変更。DF冨安健洋、MF旗手怜央、FW上田綺世が今大会初先発を果たした。
勝てば文句なしで日本のグループ首位突破が決まる。一方でフランスも決勝トーナメント進出のチャンスが残っている状況で試合が始まった。そんな中、最初のビッグチャンスは日本が作った。
8分、MF久保建英が右サイドからゴールに向かっていく軌道のフリーキックを蹴ると、相手GKポール・ベルナルドーニが弾き出す。そのこぼれ球を拾って旗手が強烈なミドルシュートを放ったが、これもベルナルドーニに止められてしまった。
前半も中盤に差し掛かると日本がゆったりとしたテンポでパスを回せるようになり、フランスがカウンターを狙う展開に。ただ、崩しの局面でなかなかパスのタイミングが合わずフランスの攻撃は散発的だった。
すると27分、MF田中碧の縦パスを起点に久保、上田とつなぐと、ボールを持った上田がやや外に運んで思い切りよくシュートを放つ。強引ながら枠に飛んだフィニッシュはGKに弾かれたが、こぼれ球に久保が詰めてゴールネットを揺らした。
トップ下に入った久保は3試合連続で先制ゴールを挙げる勝負強さを発揮し、日本に貴重な先制点をもたらした。
さらに34分、久保が旗手との連係で中央を持ち上がると、上田へ縦パスを送る。DFに当たってコースの変わったボールを収めた上田はペナルティエリア手前から左足でシュートを放つ。これも枠内に飛び、GKが弾いたところにDF酒井宏樹が反応して無人のゴールにシュートを流し込んだ。
フランスはオーバーエイジのMFテジ・サヴァニエが負傷で交代を強いられるなど、泣きっ面に蜂。一方、日本は2点リードを手にしたが、前半終了間際に酒井が今大会2枚目の警告を受けて準々決勝の出場停止が決まってしまった。
【得点者】
27分 1-0 久保建英(日本)
34分 2-0 酒井宏樹(日本)
【了】