なでしこジャパン(日本女子代表)は27日、東京五輪(東京オリンピック)女子サッカー・グループステージ第3節でチリ女子代表と対戦し、1-0で勝利している。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
「男子のメキシコ戦のように…」
――1分1敗という状況で第3戦を迎えました。チリ女子代表戦はこれまでの2試合と異なる先発メンバーが起用されています。宝田沙織は今大会初先発となりました。
「そうですね。今日の攻撃は鋭そう」
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
――第2戦では先発を外れた岩渕真奈も先発に戻ってきました。
「菅澤優衣香、岩渕、長谷川唯、杉田妃和……。攻撃の起点になる選手が多い」
――ただ、ここまでは2試合で1得点しか挙げられていません。攻撃がポイントになりそうですね。
「間違いないです。男子のメキシコ戦のように、立ち上がりから攻めてほしい。先制点を取れれば勝ち点3を取れると思います」
「でも、チリも後半まで耐えることができればテンションや緊張感はどんどん上がるはず」
【次ページ】「そのスペースを活かせれば…」