【写真:Getty Images】
東京五輪(東京オリンピック)2020男子サッカー競技グループA第2節、U-24日本代表対U-24メキシコ代表が25日に行われた。日本が2-1の勝利を収めた。日本の”至宝”久保建英が2試合連続のゴールで勝利に貢献した。その活躍を裏打ちするあるデータとは…。
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久保は第1節のU-24南アフリカ代表戦に先発出場を果たすと、田中碧からのロングボールを右サイドで受ける。そこから左足を振り抜くと、ボールはポスト左に当たってゴールに吸い込まれた。
このゴールで日本の勝利に貢献した久保は第2節のU-24メキシコ代表戦でも魅せた。右サイドの堂安が中央にグラウンダーのパス。これに久保がダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。これで東京五輪2試合連続のゴール。さらに、今年3月のU-24アルゼンチン代表戦から5試合連続で直接ゴールに関与している。
それだけの結果でも久保の凄さが分かるが、五輪2試合のデータに注目すると、ある値が五輪出場選手の中でトップを示している。それは「シュート本数」だ。まだ2試合しか戦っていないが、久保のシュート本数は11本。トップ下でゴールに近い位置にはいるが、複数のFWを抜いてトップの数字を叩き出している。2位にはグループリーグ最終節で対戦するU-24フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックでシュート数10本。3位にはU-24ドイツ代表FWラフナール・アヘで9本などと5位までFWの選手が続く。他のライバル国を差し置いて、久保がシュート本数で上回った。
各チームの戦術や状況などは違えど、それだけ久保にボールが集まり、同選手に対する信頼も厚い。シュートを放つその積極的な姿勢が、2試合連続のゴールに繋がったと言えるだろう。U-24フランス代表戦では、3試合連続のゴールを期待したい。
【了】