日本代表DF吉田麻也は4日(日本時間5日未明)、W杯に向けた直前合宿を行っている米フロリダ州クリアウォーターで記者団の取材に対応。コンディションの調整は順調であることを明かした。
「1試合をこなして練習も密度の濃いものだけど1回になって多少楽になってきているので、コンディションも上がってきていると思います」
その練習内容に関しては「よりフィジカルの要素からタクティクスの要素が増えてきているなとは感じますね。監督も大会が近づくに連れて気持ちも高まってきているし、もっとチームを良くしたいというのが伝わってきています。ぼくらも良くしたいと思っているのは間違いないです」と、徐々に本大会に向けてムードが高まってきているようだ。
コスタリカ戦の失点シーンには「もっと基準を速くしなきゃいけない。切り替えの速さだったり、自陣でのミスを減らすことが大事。これからそういう細かいところを擦り合せてていかなければならないと感じています」とした。
また、CBのポジション争いに関しては「個人的にはウェルカム」と歓迎。「最後まで緊張感を持ってやれるし、僕は右でも左でも大丈夫だと思っています」と、今野と森重のどちらとコンビを組んでも合わせられる自信を見せた。
また、コートジボワール戦前最後のテストマッチとなるザンビア戦に向けては「コートジボワールもザンビアも、アフリカの選手は一発を持っているのでカウンターのリスクが高くなってくる。コスタリカ戦も内容的には差がなかったので、もっとコンディションとプレーの質を上げていきたい」と語った。
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