【写真:Getty Images】
キリンチャレンジカップ2021のU-24日本代表対U-24スペイン代表戦が17日に行われ、1-1の引き分けに終わった。スペインメディアでは後半途中から登場したMFペドリのプレーが特に称賛を集めている。
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東京五輪の優勝候補にも挙げられるスペインを相手に苦しい戦いを強いられた日本だが、42分には久保建英の突破から堂安律が鮮やかなシュートを決め、前半を1点リードで折り返す。だが後半にはスペインに反撃を許して追いつかれ、勝利を挙げることはできなかった。
18歳にしてバルセロナのレギュラーに定着し、スペインA代表としてユーロ2020(欧州選手権)の最優秀若手選手およびベストイレブンに選出されたペドリは東京五輪でも最大の注目選手の一人。日本戦はベンチスタートとなったが、68分から交代で投入されると、スペインの同点ゴールの起点となるなど力を発揮してみせた。
「選手交代とベンチの層の厚さに救われた」とスペイン『マルカ』紙は試合について報道。特にペドリの働きを絶賛し、「それまで日本を傷つけることができていなかった五輪代表の中で際立った」「輝くことをやめない」と評した。
「ペドリは黄金」「ペドリがスペインの試合を変えた」と『アス』紙も同様に18歳のMFを絶賛。「後半から入ってリズムを変え、前半には普通だったスペインが支配できるようになった」と述べている。
ペドリはバルセロナでのシーズンをフル稼働で戦い終えたあとユーロも戦い、五輪にも出場することには体力面で負担が大きすぎるのではないかという懸念もあった。だが五輪本番でもスペインのメダル獲得に向けて大きな期待のかかる選手となりそうだ。
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