【写真:Getty Images】
J1の湘南ベルマーレに所属していた元日本代表MF梅崎司は、同じくJ1の大分トリニータへ完全移籍することが決定した。17日に両クラブより発表が行われている。
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現在34歳の梅崎は2005年に大分下部組織からトップチームに昇格してプロデビュー。2008年に浦和レッズへ移籍して以来、13年半ぶりの古巣復帰となる。
浦和では通算10シーズンを過ごし、J1ステージ優勝やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝などのタイトルを獲得したあと、2018シーズンから湘南に加入していた。だが昨季はJ1で交代出場2回にとどまり、今季もここまで2試合に交代出場したのみだった。
「もっともっと皆さんと大きな歓びを共有したかったのも本音ですし、ベルマーレからも素晴らしいオファーをいただきましたが、僕はまだまだ全力でプレーしたいし、挑戦したいし、成長したいし、ピッチで魅せたい。愛する湘南ベルマーレに関わる皆さんと離れることは悲しい決断ですが、湘南ベルマーレでプレーできたこと、ルヴァン杯の優勝をはじめ、皆さんと一緒に多くの歓び、感動を味わえたことに変わりはありません」と梅崎は湘南サポーターに別れの言葉を述べている。
「今、チームが苦しい状況の中、もう一度片野坂監督が作り上げた魅力的なサッカーをチームメイトと共に見せていきたい、一体感あるプレー、躍動感あるプレーを見せて、何としてもJ1に残留するという使命感に駆られていますし、そういった大きな決意をもって移籍してきました。大分トリニータに関わる皆さんと一致団結して、この困難に立ち向かうために僕自身全力でチャレンジし、貢献することをお約束します」と大分は再加入に際しての梅崎のコメントを伝えている。
【了】