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37歳ロッベン、2度目の現役引退を表明「十分に良い状態にならなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

アリエン・ロッベン
【写真:Getty Images】



 元オランダ代表のFWアリエン・ロッベンが、現役引退を表明した。15日、自身のSNSで明かしている。

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 ロッベンはフローニンゲンでキャリアを始めると、PSV、チェルシー、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンで活躍。2019年に一度現役を引退したが、2020年夏にリスタート。古巣フローニンゲンに加入して、再びピッチの上に立った。

 しかし、シーズン序盤に負傷。長期離脱を強いられた。4月に復帰を果たして、シーズン終盤はリーグ戦で3試合続けてプレーしたこともあったが、新シーズンはプレーをしないことを決断。「僕はサッカー選手としてのキャリアを終えることにした。とても難しい選択だった。温かいサポートに心から感謝している」とつづった。

 ロッベンは5月19日のヨーロッパ・カンファレンスリーグ予選の出場権を懸けたプレーオフ準決勝のユトレヒト戦にフル出場したが、これがラストゲームとなった。

 同選手は「あの試合の後で、時間をかけて将来を決めると言った。時間をあまりあけずにトレーニングを始めたんだ。フィットネスを落としすぎないことが自分にとって大事だったからね。その上でコンディションがどうかを見たけど、自分が十分と思える良い状態にはならなかった。だからやめようと思った」と述べ、現役引退を決断した理由を明かしている。

【了】

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