キプロス戦に続きコスタリカ戦でもフル出場。ザックの信頼掴む
5月27日のキプロス戦で前半は遠藤保仁、後半は長谷部誠と組み、豊富な運動量と際立ったボール奪取能力、中盤を支える献身的姿勢を示した山口蛍。ブラジルW杯前の最重要テストマッチだった2日のコスタリカ戦でもフル出場を果たした。
右ひざ負傷から順調に回復していた長谷部が張りを訴えてベンチ外になったのも大きかったが、本番前の準備試合で続けざまに起用されるのは、ザッケローニ監督の絶対的な信頼の表れに違いない。
「(監督の期待?)僕はそこまで思ってないです。ただ単にうまく全員に時間を与えたいというか、時間を限定しながら使うということで、自分が一番若いし、一番走れるからより長く使われているだけかなと思っていますけど。
(本番で主軸として使われた時にやれる自信?)まあ、そうですね。90分暑かったり、そういう状況でやれるのは自分の強みでもあると思います。監督が決めることなんで、どうなるか分からないですけど」と本人はこれまで通りの謙虚な口ぶりだったが、中心選手の自信と自覚を確実に身に着けつつあるようだ。