【写真:Getty Images】
U-24日本代表のオーバーエイジ(OA)選手として東京五輪に出場する遠藤航だが、所属クラブのシュトゥットガルトは来季のブンデスリーガ開幕戦から同選手を起用することを考えているという。独紙『ビルト』が13日付で伝えている。
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五輪出場により、遠藤はシュトゥットガルトのプレシーズントレーニングにはほとんど参加することができない。もしU-24日本代表が五輪決勝まで勝ち進んだとすれば、決勝は8月8日の開催。そのわずか6日後にはシュトゥットガルトがブンデスリーガ開幕戦を迎える。
それでもペッレグリーノ・マタラッツォ監督は、リーグ開幕戦で遠藤以外の選手を起用することは考えていないという。遠藤への絶大な信頼と、チームにとってあまりにも重要な選手であることがその理由だ。
「彼はシュトゥットガルトのエンジンルームにとって最も重要な選手」「代えの効かない存在」と『ビルト』紙も遠藤の存在の大きさを強調。たとえ開幕直前にチームに合流したとしても「準備は必要ない。すぐにプレーできる」と見通しを示している。
さらに「エンドウは人間的にもチーム内で高く評価されている」として、五輪を終えてチームに合流次第新キャプテンに任命される可能性も高いと予想している。昨季もブンデスリーガの“デュエル王”に輝くなどシュトゥットガルトの中盤を支えた遠藤だが、来季はそれ以上にチームにとって不可欠な存在となるかもしれない。
【了】