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日本代表 3年前

なでしこジャパン、東京五輪メンバー全選手紹介。アーセナル加入の岩渕真奈、ミランの長谷川唯は不動か!?世界最高峰のCBが日本を牽引

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

東京五輪に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)は14日にMS&ADカップ2021でオーストラリア女子代表と対戦する。21日に東京五輪初戦のカナダ女子代表戦を迎えるなでしこジャパンにとって、14日のオーストラリア戦が東京五輪前最後の試合となる。今回は東京五輪に臨む18人のメンバーと4人のバックアップメンバーを紹介する。※代表通算成績は6月13日のメキシコ女子代表戦までのもの。


GK

    山下杏也加
    【写真:Getty Images】

    山下杏也加(やました・あやか)
    所属クラブ:INAC神戸レオネッサ
    生年月日:1995年9月29日(25歳)
    代表通算成績:39試合44失点


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     池田咲紀子と正守護神の座を争うのが山下杏也加だ。高校卒業後に加入した日テレ・東京ヴェルディベレーザを離れ、今季からINAC神戸レオネッサに移籍となった。WEリーグのプレシーズンマッチで山下は全4試合に先発出場。無失点&4連勝に貢献した。6月の代表戦ではウクライナ女子代表戦に先発出場でクリーンシートを記録。山下の武器はセービングだ。相手に流れがいきかけた状況でも、シュートストップで自分たちに流れを引き戻すことができる。また、足元の技術がありフィード力に定評がある。一番後ろからのロングボールで一気にチャンスに繋げることができることも特徴だ。池田との正守護神争いも気になるところだ。

    池田咲紀子
    【写真:Getty Images】

    池田咲紀子(いけだ・さきこ)
    所属クラブ:三菱重工浦和レッズレディース
    生年月日:1992年9月8日
    代表通算成績:18試合20失点

     今季からWEリーグで戦う三菱重工浦和レッズレディースの守護神に君臨しているのが池田咲紀子だ。ユースから同クラブに所属し、2011年にトップチーム昇格。池田は2015シーズン辺りから正守護神に定着する。168cmと高身長とまではいかないが、元々ボランチでプレーしていたこともあり足元の技術に定評がある。チームにビルドアップに貢献できる。以前はミスも多く不安定な部分もあったが、出場機会を重ねるごとに安定感も増してきた。また、池田はコーチングでチームに積極的に指示を出し、得意のシュートストップでチームを助ける。本大会では、WEリーグプレシーズンマッチで無失点の山下杏也加とポジションを争うことになるが、果たして…。

    平尾知佳
    【写真:Getty Images】

    ※バックアップメンバー
    平尾知佳(ひらお・ちか)
    所属クラブ:アルビレックス新潟レディース
    生年月日:1996年12月31日(24歳)
    代表通算成績:2試合4失点

     バックアップメンバーとして平尾知佳が3人目のGKに選出されている。最近では、U-20女子ワールドカップ優勝メンバーであるスタンボー華が台頭してきていたが、今回は東京五輪メンバーに入った。平尾は各年代別の日本代表にも選出されており、年代別の代表も率いていたこともある高倉麻子監督からの信頼も厚い。2018年には浦和レッズレディース(三菱重工浦和レッズレディース)からアルビレックス新潟レディースに完全移籍。同クラブの正守護神としてゴールマウスを守っている。平尾はシュートストップや空中戦にも強く、足元の技術があるためビルドアップに貢献できる。現代のオーソドックスなGKと言えるだろう。安定感もあり、試合に出場すれば非常に頼りになる選手である。

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