【写真:Getty Images】
ジョゼ・モウリーニョとアーセン・ヴェンゲルの意見がついに一致したと、英『ミラー』が8日に取り上げた。2人の意見が一致したのは、ユーロ2020準決勝、イングランド代表対デンマーク代表での疑惑の判定だ。
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延長戦の末にイングランド代表が勝ち上がった大一番。延長戦で決まったゴールは、FWハリー・ケインのPKだった。このPKを獲得したのはFWラヒーム・スターリングだったが、ファウルはなかったのではないかと指摘されている。
かつてアーセナルを率いたヴェンゲル氏は『beINスポーツ』で、「PKではない。なぜチェックをさせなかったのかが分からない」と述べ、VARが目的を果たしていないとした。
ヴェンゲル氏とたびたび衝突してきたモウリーニョ現ローマ監督は、「イングランドは勝利に値した。しかし、あれは絶対にPKではなかった。ユーロの準決勝というこの舞台で、なぜVARで判断を下さなかったのか、全く理解ができない」と『トークスポーツ』にコメント。「イングランドの勝利をうれしく思うが、サッカーに生きる者の一人として、PKが与えられたことには失望している」と述べた。
一方でPKを獲得したスターリングは試合後、「相手が僕の足に触れたから、明らかなPKだ」と主張。正しいジャッジだったと強調している。
【了】