【写真:Getty Images】
レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルは、来年夏にはクラブレベルでのプレーを引退した上で、代表チームでのプレーのみ継続することを計画しているという。英紙『ミラー』が6日付で伝えた。
【今シーズンのレアル・マドリーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ユーロ2020(欧州選手権)に出場していたベイルは、今大会を最後に31歳の若さで現役を引退するのではないかとうう噂もささやかれていた。だがチームが決勝トーナメント1回戦で敗退して大会を終えたあとには、現役生活もウェールズ代表でのプレーも続行する意思を示した。
引退が噂された背景には、所属クラブでの立場の厳しさがある。古巣トッテナムへのレンタルを終えたベイルはマドリーに復帰することになるが、昨夏の時点で構想外となっていたチームで再び居場所を見つけるのは難しいとも予想される。
英紙によればベイルは、もう1年残されているマドリーとの契約満了まで在籍し、その後は新たなクラブを探さないつもりだという。親しい友人やアドバイザーらにその意志を伝えたとされている。
だがクラブレベルでは引退しながらも、代表チームでのプレーはもう少し続けたいと考えているようだ。来年のカタールワールドカップは通常の夏ではなく、11月から12月にかけての開催が予定されているためだ。
ウェールズ代表は1958年大会以来64年ぶりのワールドカップ出場を目指しているが、ベルギー代表、チェコ代表と同じグループに入っている予選を突破するのは楽ではない。だが出場を果たしたとすれば、ベイルにとっては現役最後の舞台となる可能性もあるのかもしれない。
【了】