【写真:Getty Images】
準々決勝までを終えたユーロ2020(欧州選手権)でここまで全選手中最長の走行距離を記録しているのは、スペイン代表のMFペドリ。東京五輪出場も予定している18歳の驚異的な体力に注目が集まっている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
今年3月にスペイン代表デビューを飾ったばかりのペドリだが、ユーロ本大会のメンバー入りを果たしただけでなく不動の先発にも定着。ここまで5試合全てに先発出場し、準々決勝のスイス代表戦の延長後半終了間際に交代したのを除いてほぼフルタイムで出場している。
欧州サッカー連盟(UEFA)の公式スタッツによれば、ペドリの総走行距離は61.5kmで全選手中最多。決勝トーナメントの2試合とも延長戦を戦ったスペイン代表のプレー時間が長いことも影響しているが、チーム内でも2位のDFエリック・ラポルテ(53.2km)の走行距離を大幅に上回っている。
昨夏17歳でバルセロナに加入してレギュラーの座を掴んだペドリは、今季クラブと代表を合わせてすでに65試合に出場。さらに先日、東京五輪に臨むU-24スペイン代表への招集も受けており、試合数は70試合以上にまで伸びることが見込まれる。
バルセロナはペドリの過酷なスケジュールを不安視し、東京五輪不参加をスペイン連盟に要請したが拒否されたとも報じられている。一方で本人は3日の会見で「少し疲れてはいるけど、僕は18歳だから。まだまだやれるよ」と述べ、厳しいスケジュールの中で戦い続けることに自信をのぞかせている。
【了】