リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
15位:まるでC・ロナウド。南野拓実の強力なライバル
【写真:Getty Images】
FW:ディオゴ・ジョッタ(ポルトガル代表/リバプール)
生年月日:1996年12月4日(24歳)
市場価値:4500万ユーロ(約54億円)
20/21リーグ戦成績:19試合9得点0アシスト
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リバプール1年目の20/21シーズンは、内転筋の負傷により2か月半も戦線から離れたものの、ディオゴ・ジョッタは公式戦13得点と結果を残した。これはモハメド・サラー、サディオ・マネに次ぐチーム3番目の数字で、固定化が懸念材料となっていたリバプールの3トップのオプションとして存在感を示している。
3トップのどこでもプレーできる器用さはジョッタが持つ魅力の1つだが、ゴールに向かっていける左サイドでのプレーには迫力がある。思い切りの良い「ドリブル」は推進力があり、一度スピードに乗ってしまうと止めるのは難しい。リバプールのサッカーに適応するのに時間はかからず、南野拓実やディボック・オリギといったライバルの出場機会減少の要因にもなっている。
178cmと上背はないものの、ポルトガル代表のチームメイトでもあるクリスティアーノ・ロナウドを彷彿とさせるヘディングでゴールを決めることもある。「スピード」と「テクニック」を兼ね備えたウインガーだが、ゴール前での強さを出せるのはジョッタの武器となっている。