100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は6月23日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
15位:韓国が生んだアジアNo.1ストライカー
【写真:Getty Images】
FW:ソン・フンミン(韓国代表/トッテナム)
生年月日:1992年7月8日(28歳)
市場価値:8500万ユーロ(約102億円)
20/21リーグ戦成績:37試合17得点10アシスト
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韓国が生んだソン・フンミンというアタッカーは、母国やアジアという枠を超え、世界的なスター選手として活躍している。元プロサッカー選手だった父の指導で技を磨き、10代でドイツに渡る。ハンブルガーとレバークーゼンで3年連続2ケタ得点という結果を残し、2015年夏にトッテナムに移籍した。在籍6年目だった20/21シーズンはトッテナムでの公式戦通算100ゴールを達成している。
トップスピードで繰り出される切れ味鋭いドリブルは、カウンターのときに驚異的な破壊力を見せる。カットインからのシュートは両足ともに精度が高く、ミドルレンジからでも狙うことができる。長年コンビを組むハリー・ケインとは、プレミアリーグでも屈指のコンビネーションを築き上げた。
最高峰の舞台で結果を残し続けているが、とりわけ20/21シーズンの活躍は圧巻だった。第2節のサウサンプトン戦で4得点をマークすると、前半戦だけで12ゴールを挙げた。最終的には17得点を記録し、2年連続の2ケタ得点2ケタアシストを達成。イングランドのプロサッカー協会が選ぶベストイレブンに、アジア出身選手として初めて選出された。28歳と脂が乗った年齢に差し掛かる中、市場価値は8500万ユーロ(約102億円)となった。当然、この数字はアジアナンバー1である。