【写真:Getty Images】
スペイン1部のデポルティーボ・アラベスは現地時間24日、クロアチア1部NKイストラの22歳FW原大智と2年契約を締結したことを発表した。クラブの公式サイトで伝えられている。
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原はFC東京の下部組織出身で2018年にトップチーム昇格。同年3月にプロデビューを果たすも、その後はFC東京U-23が主戦場に。2019シーズンのJ3リーグでは30試合に出場19得点を記録し得点王に輝いた。そして翌シーズンの第8節サガン鳥栖戦でJ1初ゴールを記録。このシーズンは出場時間は短かったものの、J1で26試合に出場3得点1アシストを記録した。そして今年2月にイストラに加入すると、公式戦18試合出場8得点3アシストを記録。ここでの活躍が認められ、アラベスへ移籍することになった。
原は191cmという恵まれた体格を武器としたポストプレーが得意。イストラではポストプレーで味方の攻撃を活性化させ、クロスボールのターゲットにもなる。アラベスは公式サイトで原について「この日本人アタッカーは非常に優れた機動力、スピード、決定力を持っている」と評価している。長身を活かしたプレーだけでなく、スピードや決定力などFWに必要な部分も評価されている。
また、スペイン『マルカ』は32歳のベテランFWでアーセナルでもプレーした経験を持つルーカス・ペレスや過去にはレアル・マドリードにも在籍したFWホセルなどとポジションを争うことになると伝えている。まずはシーズンが始まる前のプレシーズンマッチで、どれだけアピールできるかだろう。ラ・リーガの舞台で躍動する原の姿を早く見たい。
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