【写真:Getty Images】
【ウルグアイ 1-1 チリ コパ・アメリカ2021・グループA第3節】
ウルグアイ代表のエースが気迫のこもった同点ゴールを決めた。コパ・アメリカ2021(南米選手権)グループA第3節、ウルグアイ代表対チリ代表が現地時間21日に行われた。試合は1-1のドローに終わった。
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前節アルゼンチン代表に0-1の敗戦を喫したウルグアイでは、ルイス・スアレスやエディンソン・カバーニ、フェデリコ・バルベルデなどがスタメンに名を連ねた。チリではアルトゥーロ・ビダルやガリー・メデル、エリック・プルガルなどがスタメンに名を連ねた。
ウルグアイは前半26分、バルガスにゴールを決められ先制を許す。ウルグアイはその後ゴールを奪うことができず、時間だけが過ぎていく。それでも、66分に同点ゴールが生まれる。
ファクンド・トーレスが右CKを蹴ると、マティアス・ベシーノがフリック。ファーサイドにいたスアレスが超反応を見せ、ダイレクトでゴールネットを揺らした。ビダルとの競り合いに勝ったスアレスがゴールを決めた形となった。スアレスはゴールを決めた瞬間に喜びを爆発。それもそのはず。これは今大会チーム初ゴールだ。
元バルセロナ同士の競り合いは迫力満点。ビダルもフィジカルは強いが、スアレスの競り合いの強さはさすがとしか言いようがない。ビダルを左手一本で抑え最後は足を伸ばし、見事ゴールを奪ってみせた。スアレスの気迫がこもったゴールだった。
ただ、残念だったのはビダルの負傷。ゴールの瞬間、スアレスに足を蹴られたようにも見える。だが、ファールの判定はなくゴールが認められた。ビダルはしばらく立ち上がることができず。69分に交代となってしまった。試合終了後にビダルとスアレスが同点ゴールについて話をしている姿を見ると、これに関して言い争っているようには見えなかった。少しの間談笑し、お互いに健闘を称えあっていた。
データサイト『WhoScored』などはスアレスのゴールではなく、ビダルのオウンゴールとしている。しかし、コパ・アメリカ公式サイトやウルグアイサッカー協会(AUF)はスアレスのゴールとして公式に発表している。これがスアレスのゴールであれば、同選手にとっても今大会初ゴールになるが果たして…。