【写真:Getty Images】
ミランとの契約満了により退団が濃厚とみられていたトルコ代表MFハカン・チャルハノールは、フリー移籍でインテルに加入する可能性が高くなったとみられている。イタリア『スカイ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが21日に伝えた。
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2017年に加入したミランで本田圭佑から「背番号10」を受け継ぎ、主力として活躍してきたチャルハノール。だが今月末で満了となる契約延長が合意に達せず、退団の可能性が高まっていた。
ミランを退団するのであれば多くのクラブが獲得に手を挙げることが見込まれ、ユベントスやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、カタールのアル・ドゥハイルなどからの関心が噂されてきた。だが移籍先は同じミラノのライバルクラブとなるかもしれない。
ミラノを離れたくないというチャルハノールの希望もあり、インテルへの加入は決定間近になったとみられている。トルコ代表はユーロ2020(欧州選手権)でグループステージ敗退に終わったため、22日火曜日に移籍に向けたメディカルチェックがミラノで行われる見通しだという。
インテルはチャルハノールに対し年俸500万ユーロ(約6億5000万円)+ボーナスでの3年契約を準備しているとのこと。インテルの10番はアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが使用しているため、背番号は11あるいは21などになるのではないかとも予想されている。
インテルに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンはユーロ2020での試合中に心臓発作を起こし、プレーを再開できるかどうか不透明な状況となった。その穴を埋めるためにもチャルハノールの獲得に動いたとみられている。
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