【写真:Getty Images】
【スイス代表 3-1 トルコ代表 ユーロ2020グループA第3節】
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UEFAユーロ2020(欧州選手権)・グループリーグA組第3節、スイス代表対トルコ代表が現地時間20日にバクー・オリンピックスタジアム(アゼルバイジャン)で開催された。この試合では、目の覚めるような得点が誕生している。
イタリア代表に0-3、ウェールズ代表に0-2。今大会のダークホース候補とも言われていたトルコ代表だったが、思わぬ大苦戦を強いられてしまった。グループ最終節のスイス代表戦で勝利しなければ、その時点で敗退が確定。まさに、崖っぷちに追い込まれていた。
そんなシェノール・ギネシュ監督率いるチームは、スイス代表相手にも大苦戦。開始6分でハリス・セフェロビッチに先制点を献上すると、26分にはジェルダン・シャキリに点を奪われる。トルコ代表は前半だけで相手を上回る11本のシュートを放ったが、1点も取れぬまま0-2で45分間を終えることになった。
しかし、62分に目の覚めるようなスーパーゴールが誕生している。ペナルティーエリア右角の手前でボールを受けたイルファン・ジャン・カフベチが足裏を使った巧みなキックフェイントで相手を揺さぶると、最後は左足の細かいタッチでボールを動かしながらシュート。ボールはGKヤン・ゾマーの手に触れることなく、ゴール左隅にズバッと突き刺さった。
ただ、このゴールで勢いがつくかと思われたが、トルコ代表はその6分後に再び失点。結局、試合は1-3のまま終了し、全敗のトルコ代表は今大会から姿を消すことになった。
カフベチのスーパーゴールで今大会初得点を奪いながら、最終的には勝てなかった。試合後ギネシュ監督は「大会を通して、私たちは十分な力を発揮できなかった。最初のゲームで、選手たちに悪影響を与えてしまった。そういうこともある。しかし、その選手たちはこの先何年もトルコのためにプレーし活躍してくれるだろう」とコメントを残した。