【写真:Getty Images】
現在開催中のユーロ2020(欧州選手権)では、なぜか異例のペースでオウンゴールが多発している。19日の試合では3つの珍記録も生まれた。
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現地時間19日に行われたグループステージF組第2節の試合ではポルトガル代表とドイツ代表が対戦。クリスティアーノ・ロナウドのゴールでポルトガルが先制したがドイツが逆転し、最終的に4-2で勝利を収めた。
ドイツが奪ったゴールのうち、前半の二つはオウンゴール。35分にはルベン・ディアス、39分にはラファエル・ゲレイロが不本意な形で自陣のゴールにボールを押し込んでしまった。
スポーツのデータ分析を手掛ける『Opta』によれば、ポルトガル代表はこの2点により不名誉な記録を達成してしまった。ユーロまたはワールドカップの本大会の試合で、1試合にオウンゴール2点を入れてしまった欧州のチームは史上初となる。
一方でドイツ代表も、フランス代表と対戦した大会初戦ではマッツ・フンメルスがオウンゴールを入れてしまい0-1で敗れていた。ユーロ本大会で、オウンゴールによる得点と失点の両方を記録したチームは今回のドイツ代表が初だという。
フンメルスの他に今大会ではポーランド代表DFヴォイチェフ・シュチェスニーとトルコ代表DFメリフ・デミラルもオウンゴールを記録。ユーロ1大会でのオウンゴール数は2016年大会の3点がこれまで最多だったが、今大会はこれで5点となり、グループステージ第2節の時点ですでに過去最多となった。
【了】