ユーロ2020（欧州選手権）グループステージF組第2節のポルトガル代表対ドイツ代表戦が現地時間19日に行われ、ドイツが4-2で勝利を収めた。ポルトガル代表は敗戦に終わったが、FWクリスティアーノ・ロナウドはこの試合でまた新たな記録を達成している。

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　C・ロナウドは前半15分、自陣ゴール前から相手ゴール前までピッチ全面を駆け抜けるカウンターで先制ゴールを記録。だがそこからドイツに4点を奪われてしまい、ポルトガルはC・ロナウドのアシストからもう1点を返したが敗戦に終わった。

　第1節のハンガリー戦でも2得点を挙げていたC・ロナウドはこれで今大会3点目。チェコ代表のFWパトリック・シックと並んで得点ランキング首位タイに立っている。

　ハンガリー戦のゴールにより、C・ロナウドはユーロではすでに歴代単独の最多得点者となっていた。さらにドイツ戦の1得点により、ワールドカップとユーロを合わせた主要国際大会の合計得点数も欧州歴代最多に並んでいる。

　C・ロナウドはユーロで通算12点、ワールドカップで通算7点の計19ゴールを記録。元ドイツ代表のミロスラフ・クローゼ氏が保持していた記録に並んだ。クローゼ氏のユーロでの得点は3点のみだが、ワールドカップでは歴代最多の16ゴールを挙げている。

　またC・ロナウドはポルトガル代表での通算得点数を107点に伸ばし、イランのアリ・ダエイ氏が保持する代表チームの世界最多得点数まで「あと2点」。今大会中の大記録更新も現実味を帯びてきた。

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