【写真:Getty Images】
ユーロ2020(欧州選手権)グループステージE組のスペイン代表対スウェーデン代表戦が現地時間14日に行われ、0-0の引き分けに終わった。スペイン代表はこの試合で驚異的なボール支配率やパス成功数を記録しながらもゴールを奪うことができなかった。
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2大会ぶりの優勝を目指すスペインはホームでグループステージを戦う。セビージャにスウェーデン代表を迎えた初戦では伝統のパスサッカーを披露し、ほぼボールを支配し続ける展開となった。
この試合でスペインが記録したボール支配率は実に「85.1%」。スポーツのデータ分析を手掛ける『Opta』によれば、記録の存在する1980年大会以降ではユーロ新記録を更新する圧倒的な支配率だったとのことだ。なお欧州サッカー連盟(UEFA)公式のスタッツではスペインの支配率を75%としている。
UEFAの集計では合計パス数はスペインの954本に対してスウェーデンは176本。パス成功数はスペインが852本に対してスウェーデンが103本と、実に8倍以上もの開きがある。
シュート数も17本対4本とスペインが圧倒。だが17本のうち枠内シュートは5本と正確性を欠き、その5本も決めることができず。支配率やパス本数が必ずしも勝利を意味するものではないという事実を改めて突きつけられた。
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