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日本代表 10年前

高温多湿に「暑さ対策にはすごくいい」、時差には「そんなので苦しんだことはない」。タフな大久保、笑顔で米国合宿初日を終える

ブラジルW杯に向けた直前合宿を行う米国に到着した日本代表。暑熱対策のための高温多湿に加え、昼夜逆転の時差ボケと過酷な環境に苦しむ選手も少なくない。そんな中、大久保嘉人はタフな姿を見せた。

text by 神谷正明 photo by Getty Images

「バルコニーに出ただけですごく暑かった」。高温多湿のクリアウォーター

 日本代表は現地時間29日夜に、W杯に向けた直前合宿を行う米フロリダ州タンパ近郊のクリアウォーターに到着。米国入りから一夜明けた30日から練習を開始した。

 日本がW杯1次リーグで戦うレシフェ、ナタル、クイアバの3会場はいずれも気温が高いことで知られており(レシフェとナタルは多湿でもある)、今回の合宿は暑熱対策も兼ねている。

 その調整の場として選ばれただけあって、クリアウォーターは高温多湿で朝から暑く、バックパックを背負って歩くとすぐに背中に汗がにじんでくる。

 大久保嘉人は「バルコニーに出ただけですごく暑かった」と驚くと、「暑さ対策にはすごくいいと思う」と笑った。

 練習の1時間くらい前にはゲリラ豪雨のような突然の激しい大雨に見舞われたが、30分程度で止むと、強い日差しで瞬く間にアスファルトから水蒸気が立ち込めるほどだった。

 選手たちは初日から高い気温と湿気のダブルパンチを受けながら体を動かしていた。

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