【写真:Getty Images】
ワールドカップ予選を戦う日本代表から離脱することが発表されたMF南野拓実。リバプール地元紙『リバプール・エコー』が伝えたところによれば、クラブとの間で取り決められていた出場時間制限が離脱の理由のようだ。
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15日には今回の代表シリーズの最終戦となるキルギス代表戦を残している日本代表だが、JFA(日本サッカー協会)は12日に南野の途中離脱を発表。その理由は「クラブ事情のため」とされており、詳細は説明されていない。
南野の所属するリバプールも、レンタル先だったサウサンプトンもすでにシーズンを終えており、クラブの活動が代表離脱の理由になることは考えにくい。サウサンプトンへの完全移籍に向けた交渉が行われているとも報じられている状況であり、移籍に向けた動きではないかという憶測が生じるのも当然だろう。
だが『エコー』紙は、今回の代表離脱自体は移籍の動きとは無関係だと伝えている。リバプールと日本側との間で、今回の代表活動中のプレー時間が取り決められていたことが理由だという。
南野は今回行われた4試合全てに先発出場。5月28日のミャンマー代表戦にフル出場したあと、3日のU-24日本代表戦と7日のタジキスタン代表戦はハーフタイムで、11日のセルビア代表戦は82分に交代していた。
いずれにしても南野の来季の去就が不確かなことは変わらず、サウサンプトンのほかブンデスリーガの複数クラブなどが獲得への関心を示していると地元紙は言及。だが「決断を下す前にプレシーズン中に南野を確認したい」というのがリバプールのユルゲン・クロップ監督の考えであるとも伝えている。
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