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韓国の消えた逸材5人(2)。天国から地獄へ…「独島」メッセージ掲載で大騒動も…A代表では鳴かず飛ばず

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した韓国人選手を紹介する。

日本戦で政治的メッセージ。A代表では鳴かず飛ばずのMF

パク・チョンウ
【写真:Getty Images】



MF:パク・チョンウ
現所属クラブ:釜山アイパーク


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 パク・チョンウはU-23韓国代表としてロンドン五輪に出場。6試合中5試合に出場し、韓国の銅メダル獲得に貢献した。だが、日本と対戦した3位決定戦の試合後の行動が問題となった。

 パクは日本戦の後、上半身裸になり国旗の太極旗とともに「独島(竹島)は我々の領土」と韓国語のメッセージを掲げた。国際オリンピック委員会(IOC)と国際サッカー連盟(FIFA)は調査に乗り出し、パクは表彰式に出席せず。結局、パクは国際Aマッチ2試合の出場停止と罰金処分となった。

 釜山アイパークでプロデビューを果たしたパクは2014年に中国・スーパーリーグの広州富力(現広州城)に移籍。翌年にUAEのアル・ジャジーラへ移籍すると、加入初年度から活躍し1年目は30試合に出場。AFCチャンピオンズリーグ(CL)でもプレーした。現在はプロデビューを果たした釜山アイパークでプレーしている。

 ロンドン五輪後の2012年10月、パクはイラン代表とのワールドカップアジア予選でA代表デビューを果たす。その後もA代表でキャップ数を重ねていったが、完全には定着せず。A代表では目立たなくなった。2017年10月の親善試合で3年ぶりに代表復帰するも、それ以降代表ではプレーしていない。

【了】

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