【写真:Getty Images】
欧州スーパーリーグ(ESL)構想を放棄していないことで、欧州サッカー連盟(UEFA)から何らかの処分が下されることが見込まれるレアル・マドリード、バルセロナ、ユベントスの3クラブだが、処分を免れる可能性もあるのかもしれない。
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欧州の有力12クラブにより発表されたスーパーリーグ構想は各方面からの猛反発を受けて数日のうちに瓦解。だが9クラブが離脱を表明したのに対し、マドリー、バルサ、ユーベの3クラブは将来的なスーパーリーグ設立を支持し続けている。
UEFAでは離脱した9クラブに対して金銭的処分を決定する一方で、残る3クラブに対する規律処分手続きも開始。より重い処分が下されることは確実視され、来季チャンピオンズリーグ(CL)からの除外なども予想されている。
だがスペイン『カデナ・セール』が報じたところによれば、司法当局から3クラブへの処分にストップがかかったという。UEFAおよび国際サッカー連盟(FIFA)に対する司法管轄権を持つスイス法務省は両連盟に対し、クラブに報復的な処分を下す権限はないという見解を通達したとされている。
3クラブに対する処分はEURO2020開始前にも決定される見込みだと予想されていた。マドリー、バルサ、ユーベはいずれも来季CLの出場権を獲得しているが、締め出しは回避されることになるのだろうか。
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