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イタリアの消えた逸材5人(3)。天国から地獄へ…衝撃の18秒ゴール! でも…シンデレラ・ボーイのはずが…

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のイタリア人選手を紹介する。

セリエAデビュー最速ゴールのシンデレラ・ボーイ

アルベルト・パロスキ
【写真:Getty Images】



FW:アルベルト・パロスキ
現所属クラブ:SPAL


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 ACミラン下部組織出身のアルベルト・パロスキは2007年12月に行われたコッパ・イタリアのカターニア戦でトップチームデビュー。この試合でいきなりゴールも記録した。

 さらに翌年2月のシエーナ戦に途中出場を果たし、セリエAデビュー。そしてデビュー18秒後にセリエA初ゴールを決め、一気に注目を集めた。だが、当時のミランはFWが充実。ロナウドやフィリッポ・インザーギなどとのポジション争いに敗れ、2008年にパルマへ移籍となった。

 パロスキは2011年1月にジェノアに移籍。同年8月にキエーヴォ・ヴェローナに移籍すると、2013/14シーズンに13ゴールの活躍をする。キエーヴォはミランと共同保有の形をとっていたが、キエーヴォが買い取ることになった。その後はスウォンジー、アタランタでプレー。2018年にSPALへ移籍となった。

 デビュー当時、ミランで脚光を浴びたパロスキは各世代別のイタリア代表に選出されていた。2008年のUEFA U-19欧州選手権では2ゴールを記録し、チームの準優勝に貢献。さらに2009年のUEFA U-21欧州選手権にも出場した逸材だったが、フル代表でプレーすることはなかった。

【了】

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