EURO2020(欧州選手権)が1年の延期を経て現地時間6月11日に開幕を迎える。世界が注目するビッグイベントに、果たしてどのような選手たちが挑むのだろうか。今回は、5大会連続6回目の出場となるスウェーデン代表の招集メンバー全26名と基本スタメン&フォーメーションを紹介する(代表通算成績は2021年5月29日フィンランド代表戦終了時点のもの)。
GK
スウェーデン代表の正守護神ロビン・オルセン【写真:Getty Images】
ロビン・オルセン
生年月日:1990年1月8日(31歳)
所属クラブ:エバートン(イングランド)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/9失点
代表通算成績:43試合出場/41失点
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ロシアワールドカップで活躍し評価を高めたが、その後クラブチームで苦戦。ローマでレギュラーに定着することができず、今季レンタルで加入したエバートンではジョーダン・ピックフォードのバックアップという立場だった。それでも、EURO本大会ではファーストチョイスとなることが濃厚。ロシアW杯の時と同じように、高い評価を得ることができるか。
カール=ヨハン・ヨーンソン
生年月日:1990年1月28日(31歳)
所属クラブ:コペンハーゲン(デンマーク)
20/21リーグ戦成績:22試合出場/35失点
代表通算成績:9試合出場/7失点
2019/20シーズンのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝マンチェスター・ユナイテッド戦で計14本の枠内シュートを放たれながら、驚異の13セーブを披露。同大会で1試合13セーブが記録されたのはこれが初のことで、ロビン・ファン・ペルシから「彼のフットワークは非常に良かった」と評されるなど一躍注目を浴びた。ただ、代表では長く控えであり、今大会でもそれは変わらない。
クリストフェル・ノードフェルト
生年月日:1989年6月23日(31歳)
所属クラブ:ゲンチレルビルリイ(トルコ)
20/21リーグ戦成績:36試合出場/65失点
代表通算成績:14試合出場/8失点
2015年に加入したスウォンジーではなかなかファーストGKになれなかったが、昨年1月に移籍したトルコのゲンチレルビルリイでは主力の座を確保。2020/21シーズンのスュペル・リグでは最も多くのセーブを記録した選手となった。代表では基本控えだが、3月に行われたカタールワールドカップ・欧州予選2試合では先発出場を飾り、いずれも完封勝利に貢献していた。