【写真:Getty Images】
ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋に対してアタランタが本格的に獲得を希望し、交渉を行っているとみられている。イタリア複数メディアが伝えた。
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セリエAでの過去2年間のプレーで評価を高めた冨安に対しては各国から多くの有力クラブが関心を示しているとみられ、イタリア国内ではミランやローマなどが特に噂となっていた。だが新たにアタランタが移籍先候補として浮上してきている。
ボローニャ地元紙『イル・レスト・デル・カルリーノ』は、アタランタが冨安の獲得に「本気」であると報道。また、アタランタはボローニャのオランダ人MFイェルディ・スハウテンの獲得も希望しているとみられている。
アタランタからボローニャにはガンビア代表FWムサ・バロウがレンタルされており、ボローニャが完全移籍で獲得するためには1500万ユーロ(約20億円)を6月末までに支払う必要がある。両クラブの間ではバロウと冨安の移籍を絡めた交渉が行われているようだ。
アタランタ地元紙の『イル・ジョルノ』ベルガモ版によれば、アタランタは冨安を獲得するためバロウの譲渡+500万ユーロで合計2000万ユーロ(約26億8000万円)相当のオファーを出したとのこと。だがボローニャ側は冨安の評価額を2500万ユーロ(約33億4000万円)に設定しているとみられる。その差を埋めるため、アタランタはボローニャに若手選手をレンタルすることも検討しているという。
同紙は冨安について、アタランタの主力であるアルゼンチン人CBクリスティアン・ロメロとともに「もう一人のロメロ」になれると評価。また、「アジアのサポーターからの関心も引きつける」とマーケティング面での期待も示している。
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