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来季CL組み合わせはどうなる?ポット分けが確定、“死の組”の予感も…【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

チェルシー
【写真:Getty Images】


 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のマンチェスター・シティ対チェルシー戦が現地時間29日に行われ、1-0の勝利を収めたチェルシーが優勝を飾った。この結果により、来季2021/22シーズンのCLグループステージ組み合わせ抽選に向けたポット分けもある程度確定している。

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 今季プレミアリーグで優勝を飾ったシティと4位のチェルシーは、決勝の結果にかかわらず来季CLグループステージの出場権を獲得済み。だがイングランド王者として「ポット1」に入ることが確定していたシティとは異なり、チェルシーは今季CL優勝を逃せば「ポット2」となるところだった。

 結果的には、チェルシーも今季王者として「ポット1」に入ることが確定。他にはヨーロッパリーグ(EL)王者のビジャレアルと、ランキング上位6リーグの優勝チームであるシティ、アトレティコ・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、インテル、リール、スポルティングCPがトップシードの「ポット1」となる。

「ポット2」以降はUEFAのクラブランキングによって決定される。レアル・マドリード、バルセロナ、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、リバプール、セビージャ、ボルシア・ドルトムントが「ポット2」となることが確定している。

「ポット3」および「ポット4」は、予選プレーオフを勝ち抜いてグループステージへ進むチームの顔ぶれによって変動する。だが予選の結果にかかわらず、ポルトやアヤックスなど5チームは「ポット3」、ミランとヴォルフスブルクは「ポット4」に入ることが確定した。

 過去に7度の欧州制覇を成し遂げているミランだが、CLには過去7年間出場しておらず、直近5年間の成績で算出されるランキングは下位。だが今季のセリエAでは2位と復活してCL出場権を獲得しており、ミランの入るグループは“死の組”と言われることになるかもしれない。

 欧州スーパーリーグ(ESL)構想に参加したマドリー、バルセロナ、ユベントスの3クラブに対しては何らかの処分が検討されており、CLからの除外となる可能性も予想される。その場合の対応は未定だが、ポットの繰り上げが行われることなどが想定される。

▽ポット1
チェルシー(イングランド、CL王者)
ビジャレアル(スペイン、EL王者)
アトレティコ・マドリード(スペイン)
マンチェスター・シティ(イングランド)
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
インテル(イタリア)
リール(フランス)
スポルティングCP(ポルトガル)

▽ポット2
レアル・マドリード(スペイン)
バルセロナ(スペイン)
ユベントス(イタリア)
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
パリ・サンジェルマン(フランス)
リバプール(イングランド)
セビージャ(スペイン)
ボルシア・ドルトムント(ドイツ)

▽ポット3
ポルト(ポルト)
アヤックス(オランダ)
RBライプツィヒ(ドイツ)
アタランタ(イタリア)
ゼニト(ロシア)

▽ポット3または4
ベシクタシュ(トルコ)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
クラブ・ブルージュ(ベルギー)

▽ポット4
ミラン(イタリア)
ヴォルフスブルク(ドイツ)

【了】

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